研究課題
基盤研究(C)
本研究は白血病細胞の新規分化誘導剤が固形癌細胞への増殖抑制効果をも発揮する可能性があること、およびその分子機構を明らかにし、新しい作用機序による固形癌の治療法を確立することを目的とした。これまでに、我々が新たに見出した分化誘導剤cotylenin Aはrapamycinと相乗的にヒト乳癌細胞の増殖を顕著に抑制することを発見している。これら併用効果の分子機構には、rapamycinのネガテブフィードバックによるAktのリン酸化をcotylenin Aが抑制することが少なくても一部は関連していることを見出した。
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Adv. Hematol
巻: 2012 ページ: 879368
DOI:10.1155/2012/87968
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http://www.pref.saitama.lg.jp/A80/BA02/top.htm