研究課題
基盤研究(C)
胆汁酸受容体の一つfarnesoid X receptorのアンタゴニストであるガグルステロン(GS)が、バレット食道癌の発癌過程を抑制できるか否かを、ラット胃全摘後十二指腸食道逆流モデルを用いて検討した。ラットをGS高投与群、GS低投与群、非投与群の3群に分けて、20, 40, 50週目に屠殺し検討した。過形成、円柱上皮化生、異形成、癌の発生率は、いずれの時期においても、3群間で差が認められなかった。以上より、GSは本モデルにおいてバレット食道腺癌の発癌を予防できないと考えられた。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 図書 (1件)
消化器の臨床
巻: 14 ページ: 480-487
Ann. N. Y. Acad. Sci
巻: 1232 ページ: 392-400
金沢大学十全医学学会雑誌
巻: 120 ページ: 99-103
Cancers
巻: 3 ページ: 3206-3224
分子消化器病
巻: 7 ページ: 51-57
G. I. Research
巻: 18 ページ: 37-44
消化器科
巻: 49 ページ: 489-493