研究課題
基盤研究(C)
HSP90は細胞内分子シャペロンで、正常細胞にも存在するが、悪性腫瘍細胞に多く発現し、癌化にかかわるタンパク質と相互作用することから、悪性腫瘍に対する新規治療のターゲットとして注目されている。我々はこれまでヘパラナーゼとHSP90の相互作用と核内移行についての研究を進めてきたが、新規HSP90特異的阻害剤AUY922を導入し、癌の悪性度と細胞の分化を直接制御する新規治療法を開拓することを目指す。各種消化器培養癌細胞にAUY922を導入して細胞増殖抑制効果と分子生物学的機構の解明を行った。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
Oncology Report
巻: (in press掲載決定)
Anticancer Res
巻: Vol31 ページ: 1197-1204
http://www.kawasaki-m.ac.jp/med/index.html