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2011 年度 実績報告書

食道扁平上皮癌におけるSnoNとmiRNAに関する分子生物学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 21591714
研究機関日本医科大学

研究代表者

宮下 正夫  日本医科大学, 医学部, 教授 (70229847)

研究分担者 瀧澤 俊広  日本医科大学, 大学院・医学研究科, 教授 (90271220)
石橋 宰  日本医科大学, 医学部, 講師 (70293214)
牧野 浩司  日本医科大学, 医学部, 准教授 (30267207)
野村 務  日本医科大学, 医学部, 准教授 (60287737)
萩原 信敏  日本医科大学, 医学部, 助教 (00328824)
キーワード食道癌 / MicroRNA / SnoN / MiR-720 / MiR-1274A / MiR-1274B / p63 / ADAM9
研究概要

実験計画に従い、食道癌における転写補助因子SnoNの関与を研究するために以下の実験を遂行し実績を得た。
1.食道扁平上皮癌の細胞株(TE-1,TE-8)を用いてRNA干渉(siRNA)によるSnoNの抑制実験を行った。
SnoNの約70%の発現抑制をRNA,タンパクレベルで確認した。
2.発現抑制したRNAを抽出しTaqMan Array Human microRNA A+B Cards set v3.0でmicroRNAアレイ解析を行った。SnoNの抑制により有意に発現値が変動したmicroRNAを3種(miR-720,miR-1274A,miR-1274B)同定した。
3.これらのmicroRNAがターゲットとする遺伝子を探索した。探索方法としてTargetscanによるコンピューター予測や過去の論文で証明されているターゲットタンパクを抽出した。これらによりp63,ADAM9を抽出した。
4.細胞株においてSnoNの強制発現を行い、RNAおよびタンパクレベルでmiRNAの発現値がSnoNの発現と正に相関することも確認した。
5.SnoNをノックダウンし食道癌細胞株にて増殖能を検討したところ、SnoNが増殖を抑制していることが示唆された。

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公開日: 2013-06-26  

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