研究課題
基盤研究(C)
血管新生阻害によって惹起される放射線感受性増強のメカニズムを解明し、低酸素下での癌治療成績を向上させることが目的である。TPI(Thymidine phosphorylase inhibitor)はVEGF、TGFβ、Rad 51 mRNAsの発現抑制、VEGF、CD34タンパク発現抑制、TUNEL染色陽性細胞の増加を介し、TPIが血管新生阻害作用だけでなくDNA修復を阻害してアポトーシスによって放射線の効果を増強させることを確認した。Oridoninは放射線との併用による抗腫瘍効果はautophagyでなくapoptosisによることを確認し、そのメカニズムとしてはHIF1α、VEGF、Ang-2 mRNAの抑制、Ki-67細胞減少の低下を確認した。TPI、Oridoninともに血管新生阻害作用、放射線増感作用を有することを確認した。
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