研究課題
基盤研究(C)
癌幹細胞に対するワクチン療法を開発するために、まずWT1蛋白に対する免疫応答を検討した。WT1は癌細胞の悪性憩室維持に極めて重要な働きを持つ癌幹細胞としての可能性を持った蛋白であり、様々な癌腫で発現が確認されている。日本人に多いHLA-A24のWT-1拘束ペプチドを用いた免疫応答が確認された。また、腫瘍細胞よりCD133抗体を用いて癌幹細胞様細胞を分離してspheres形成を試みた。一部の癌細胞株でspheres形成様のcolonyを確認され最終目標であるNiche抑制による癌幹細胞制御の基礎が構築された。
すべて 2011 2010
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件)
Int J Oncol
巻: 39(5) ページ: 1295-302
癌と化学療法
巻: 38巻、12号 ページ: 1942-1944