研究課題
基盤研究(C)
蠕動運動を行う全周性の腸管の再生には、腹膜を含む腸管壁再生と再生腸管の癒着防止が重要である。そのためには羊膜の利用が一つの選択肢である。しかし羊膜の臨床応用の困難性を考慮し、代替材料として熱架橋ゼラチンフィルムを開発し、その癒着防止機能と腹膜を含む腸管壁再生機能を検討した。ラットとイヌを用いた実験で、熱架橋ゼラチンが良好な組織再生足場を提供して腹膜を含む小腸外壁を再生することを明らかにした。
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