研究課題
基盤研究(C)
肝浸潤陽性の胆嚢癌52症例の切除標本を免疫組織化学的に検索し、肝内進展様式を検討した。胆嚢癌の肝内進展様式では直接浸潤とグリソン鞘内進展とが優位であり、後者の主な機序はリンパ行性進展であった。肝内転移結節は血行性転移と考えられ、根治切除後の予後は極めて不良であった。一方、他の肝内進展様式では長期生存も得られた。胆嚢癌の肝切除では、グリソン鞘内進展を考慮して肝切除範囲を決定すべきであり、「20mm以上の肝切離マージン」は妥当と考えられた。
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