研究課題
基盤研究(C)
One-step Nucleic Acid Amphfication(OSNA)法による肺癌リンパ節転移検出を有効な標的分子マーカーを探索しつつ試みた。遺伝子発現データベースから肺癌で高発現の遺伝子を抽出し、肺癌転移陽性および陰性リンパ節を用いてRT-PCR法により発現レベルを評価し、選択された分子の発現をリンパ節を用いてOSNA法により解析した。KRT19とKRT7を用いてOSNA法を行ったところ、転移陽性リンパ節と陰性リンパ節に発現レベルの差を認め再現性が確認された。OSNA法と組織学的病理診断が異なった症例について、ケラチンによる免疫染色で再評価を行い、臨床においてOSNA法がリンパ節転移診断に応用できる可能性があることを結論付けた。
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Ann Thorac Surg.
巻: 91 ページ: 1066-71