研究課題
基盤研究(C)
肺癌の手術治療成績の向上のため,分子生物学的手法を用いた微小リンパ節転移の検出法を確立すべく, TRC法(Transcription Reverse transcription Concerted reaction)を用いたCEAメッセンジャーRNAの測定を行った。この方法は高い感度で癌細胞の存在を検出できる可能性が示されたが,従来の病理組織学的診断との整合性など,今後の更なる検討の必要があると考えられた。