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2011 年度 研究成果報告書

下垂体腺腫における腫瘍幹細胞の実態とその機能および分化に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21591875
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 脳神経外科学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

有田 和徳  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 教授 (90212646)

研究分担者 湯之上 俊二  鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (20404478)
平野 宏文  鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (00264416)
高野 幸路  東京大学, 大学病院, 助教 (20236243)
研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワードpituitary adenoma / CD133 / endothelial progenitor / angiogenesis / tumor stem cell
研究概要

【はじめに】下垂体腺腫にCD133陽性細胞が存在することを見出していたが、臨床サンプルを用いて解析してみると、CD133陽性細胞は非機能性下垂体腺腫に多い傾向にあった。また、CD133陽性細胞はCD34, Nestin, VEGFR2に共陽性を示すも、GFAP, S100に対して陰性であった。一方、Pit1, SF1, NeuroD1のtranscription factorは全てについて陰性であった。【結論】CD133/CD34/VEGFR2陽性細胞は骨髄から動員されるcirculating endothelial progenitor cellの可能性があり腫瘍組織において新生血管に関与していると考えられていることより、われわれが発見した下垂体腺腫中のCD133陽性細胞も新生血管に関与しているのではないかと考えられた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Identi fication of CD133+cells in pituitary adenomas2011

    • 著者名/発表者名
      Yunoue S, Arita K, Kawano H, Uchida H, Tokimura H, Hirano H.
    • 雑誌名

      Neuroendocrinology

      巻: 94(4) ページ: 302-12

  • [学会発表] 下垂体腺腫におけるCD133陽性細胞~その同定と存在意義2011

    • 著者名/発表者名
      湯之上俊二、藤尾信吾、羽生未佳、ユーリズバクティアル、平野宏文、時村洋、有田和徳
    • 学会等名
      第15回内分泌病理学会
    • 発表場所
      都道府県会館(東京)
    • 年月日
      2011-11-24

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公開日: 2013-07-31  

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