研究課題
基盤研究(C)
生体内、特に脊髄硬膜周囲における癒着防止材料の開発を目的として、生体適合性の高い解離性ハイドロゲル(PMBV/PVAゲル)を作製し、ラット脊髄硬膜周囲癒着モデルを用いた硬膜外癒着防止効果および神経障害の可能性について検討した。その結果、PMBV/PVAゲルは神経を障害することなく、硬膜外の癒着を防止することが可能と判明した。本ゲルは今後脊椎手術における硬膜癒着防止材として実用化しうると思われる。
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