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2009 年度 実績報告書

転移性骨腫瘍に対する次世代ビスフォスフォネートを用いた磁気ターゲッティング療法

研究課題

研究課題/領域番号 21591916
研究機関広島大学

研究代表者

久保 忠彦  広島大学, 病院, 講師 (70397959)

研究分担者 越智 光夫  広島大学, 病院, 教授 (70177244)
下瀬 省二  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (30304439)
松尾 俊宏  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 寄附講座助教 (90397977)
キーワード癌
研究概要

われわれはイリノイ大学と共同で化学的および分子生物学的な視点からアプローチし、強力な癌治療薬としての新規ビスフォスフォネートの開発を計画している。ビスフォスフォネートの生物学的効果は側鎖構造により大きく変化することが分かっており、これまで得られたデータより多種の新規ビスフォスフォネートの生合成をイリノイ大学で行っている。初年度はまずこれらの中で最も有望な抗癌剤としての新規ビスフォスフォネートの選択と数種の動物モデルの作成を行った。
1. ビスフォスフォネートのin vitro抗腫瘍効果
ヒト前立腺癌細胞(PC3M)、マウス骨肉腫細胞(LM8)に各種ビスフォスフォネート治療(1X10^<-4>~1mM)を行い、cytotoxicity assayを行い、zolendronateより強力な数種の新規ビスフォスフォネート(BPH715, BPH942)を選択し、動物実験用薬剤の候補とした。
2. 動物モデルの作製
ネンブタール麻酔下に生後7週令SCIDマウスの近位脛骨内にルシフェラーゼ発現ヒト前立腺癌細胞(PC3M-luc-C6)(1×10^7)を移植し、骨転移動物モデルを作成、経時的にX線および超微弱発光in vivoイメージングシステム(WinLight32, Berthold)にて病巣を確認した。また、生後7週令C3Hマウスの背部皮下にマウス骨肉腫細胞(LM8)(1×10^7)を移植、生後7週令ヌードマウスの背部皮下にヒト前立腺癌細胞(PC3M)(1X10^7)を移植し、自然転移動物モデルも作成した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Lipophilic bisphosphonates as dual farnesyl/geranylgeranyl diphosphate synthase inhibitors : an X-ray and NMR investigation2009

    • 著者名/発表者名
      Zhang Y
    • 雑誌名

      J Am Chem Soc. 131(14)

      ページ: 5153-5162

    • 査読あり

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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