研究課題
基盤研究(C)
マウス個体を用いた実験及びマウスから採取した細胞を用いた実験によって、破骨細胞分化にTGF-betaが必須であることが分かった。TGF-beta下流のシグナル伝達経路にはSmad経路とnon-Smad経路が知られているが、これらのうちSmad経路の活性が破骨細胞分化に重要であることが分かった。破骨細胞分化因子RANKLが破骨細胞前駆細胞上の受容体RANKに結合するとTRAF6-TAB-TAKコンプレックスが細胞内に形成され下流シグナルが活性化されるが、このTRAF6-TAB-TAKコンプレックス形成にSmad3が関与している事を示唆する実験結果を得た。
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J Bone Miner Res
巻: 26(7) ページ: 1447-56