研究課題
基盤研究(C)
脊髄後角神経細胞に電気生理学的手法を用いて、グリシントランスポーターの及ぼす役割を調べた。興奮性応答、抑制性応答においてグリシントランスポーターの顕著な効果は見られかった。しかし、グリシン受容体を活性化するグリア細胞由来の伝達物質のD-serineの効果を調べた所、脊髄後角細胞において興奮性では、NMDA受容体の増強作用、抑制性応答では、グリシン受容体の活性化作用が観察された。この応答は神経傷害性疼痛モデルにおいては、生理的状態と比較すると顕著に異なっていた。
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Pain res
巻: 26 ページ: 19-28
J Neurosci
巻: 29 ページ: 5088-5099
巻: 29 ページ: 4196-4208