研究課題
基盤研究(C)
In vivoパッチクランプ法による脊髄後角シナプス応答記録を安定して行えるよう実験設備を整えた。ニコチン脊髄灌流により脊髄後角第I層神経細胞の抑制性シナプス電流(IPSCs)の頻度、電流量は濃度依存性に増加し、脊髄レベルでの鎮痛メカニズムを示すと考えられた。しかしニコチン全身投与(静脈内投与)ではIPSCsに影響を認めなかった。興奮性シナプス伝達、活動電位に対する作用、さらに急性痛(術後痛)モデルでの作用が残された課題である。
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