研究課題/領域番号 |
21592025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
下山 恵美 帝京大学, 医学部, 教授 (10206253)
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連携研究者 |
田垣内 祐吾 帝京大学, 医学部, 准教授 (90282475)
松岡 鐘文 帝京大学, 医学部, 助教 (80527739)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | 疼痛管理学 / オレキシン / 緩和医療 / 鎮痛 / モルヒネ / 鎮静 / 食思不振 |
研究概要 |
視床下部ペプチドであるオレキシン(OX)は食欲や覚醒状態に関わっており、鎮痛も持つ。食欲増進、覚醒、鎮痛のいずれの作用もがん患者の緩和医療に有用である可能性がある。本研究ではOXの鎮痛機序、モルヒネによる鎮静に対する覚醒効果、化学療法薬による食欲不振に対する食欲増進効果を動物を用いて検討した。OXは脳内に作用し、カナビノイド受容体を介して鎮痛効果を発揮することが示唆された。OXはモルヒネの鎮静効果に拮抗し、覚醒をもたらすことが示された。OXは化学療法薬による食欲不振に対する食欲増進効果は示さなかった。
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