研究課題/領域番号 |
21592043
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
井上 貴博 京都大学, 医学研究科, 助教 (80511881)
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研究分担者 |
小川 修 京都大学, 医学研究科, 教授 (90260611)
兼松 明弘 京都大学, 医学研究科, 講師 (90437202)
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キーワード | PURA / LASP1 / 前立腺癌 / 去勢抵抗性 |
研究概要 |
(1) PURAの前立腺癌細胞における発現制御解析 前年度までに、PURAのpromoter領域をPCR法にて作成し、PURAのプロモーター領域をレポーターベクタに組み込み、発現制御に重要な領域をluciferase assayで同定し、転写開始点より上流300bpの範囲が重要であることを突き止めた。この領域に結合する転写因子をdata baseなどで検索した結果、RFX1の結合部位があることを見出した。今後、RFX1の発現をsiRNAを用いて抑制した時に、PURAの発現量が変化するか検討中である。 (2) HRPCのヒト前立腺癌組織とhormone-naiveな前立腺癌全摘標本とでのPURAおよびLASP-1の発現比較 PURAおよびLASP-1の発現を特異的抗体による免疫染色法にて調べ、日本人での発現を検証する目的で、現在、前立腺癌の内視鏡的切除術などで得られた22例の去勢抵抗性前立腺癌組織を中心に、正常前立腺、初期癌、局所進行性癌の他、正常腎組織なども加えた、tissue microarrayを作製中である。 (PURAの抗体は作製済み。LASP-1は市販抗体)。PURAやLASP-1の発現が前立腺癌の進展にともないどの様に変化するかを検討しうる。ヒト組織の発現検討はすでに同様な方法でJohns Hopkinsでも進行中である。
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