研究課題
1) 羊膜を再生基質としてウサギの口腔粘膜上皮培養を、培養液の再検討、リフティング法など培養方法の再検討を繰り返し行った。2) ウサギの口腔粘膜の採取方法について検討した。口蓋粘膜、頬粘膜と採取部位による細胞の違いや、培養のしやすさについても検討した。2) 培養上皮シートが尿路変更(再建)に適した十分な構造と強度を持ちうるかを、組織学的に評価した。しかし、上皮として構成されていても、我々の目指す上皮は液体(尿)の貯留に耐えうる強度を持つものであり、培養はできていてもあくまで尿路として使用に耐えうる強度を持ち得る結果ではなかった。3) また、尿路再建のコントロールとして羊膜のみでの尿路再建を行ったが、やはり細胞萎縮がみられることが確認された。
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