研究課題
基盤研究(C)
妊産婦脳血管障害の病態解析とその検査法の確立を目的として研究を行った。急性高血圧モデルの妊娠ラットと非妊娠ラットの脳浮腫形成についてMRIを用いて評価したところ、脳浮腫が形成され始める血圧は両群で差は無く、妊娠に伴う脳血管自己制御能の域値の低下は確認されなかった。脳浮腫発症部位は主に後頭葉であったが、非妊娠群ではより広い範囲で脳浮腫が起きており、妊娠特有の自律神経機能や血管内皮機能が関与していることが推測された。
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