研究課題
基盤研究(C)
子宮内膜症性嚢胞(卵巣チョコレート嚢胞)は一般に良性腫瘍であるが、その0.7~1.6%が悪性転化して卵巣癌を発生する。今回、病理組織学的悪性転化基準を満たす卵巣癌12例を用い、同一切片内の内膜症、移行部および悪性の各組織から計31か所のloss of heterozygosity(LOH)を検出した。免疫組織染色ではアロマターゼのみが内膜症と癌組織間で染色強度の差を認めた。悪性転化に候補遺伝子のLOHが関与している可能性が示唆された。
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