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2011 年度 実績報告書

クラミジア熱ショックタンパク質の卵管炎病態形成への関与

研究課題

研究課題/領域番号 21592107
研究機関自治医科大学

研究代表者

平野 由紀  自治医科大学, 医学部, 助教 (10398521)

研究分担者 柴原 浩章  自治医科大学, 医学部, 教授 (80206143)
島田 和彦  自治医科大学, 医学部, 助教 (60424024)
キーワードクラミジア感染 / 卵管性不妊症 / TLR(toll like receptor) / HMGB1 (High Mobility Group Box 1)
研究概要

内因性リガンドがTLR(toll like receptor)などを介して慢性炎症の原因になっている可能性がある。内因性リガンドとしてHSPやHMGB 1(High Mobility Group Box 1)などがある。
HMGB 1が、クラミジア感染や子宮内膜症などによる卵管や生殖での慢性炎症に関与しているか否かを検索することを置く表とした。
方法は、クラミジア性卵管炎や子宮内膜症の患者より、血液、病変、腹水あるいは腹腔内洗浄液を採取する。そのなかのHMGB1濃度をELISAにて測定する。また、IL-6やINF-βなどの炎症性サイトカインもELISAで測定する。また、HBGB1のレセプターであるTLR4の病変部での発現を免疫染色で確認し、real-time PCRにてTLR4のmRNAの発現量を検討する。さらに患者の腹水より採取したpDCをin vitroで培養し、}型GB1添加により炎症性サイトカイン濃度が変化するか確認する。
それによりクラミジア感染や子宮内膜症では病変部でのHMGB1濃度が上昇している。HMGB1の存在が、慢性炎症の一因となっていることが推測される。

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公開日: 2013-06-26  

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