哺乳類初期発生におけるリンカーヒストンとクロマチンのエピジェネティクス機構の解明

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21592109
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 産婦人科学
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 田中 守 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20207145)
• 研究分担者: 宮越 敬 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (70265883)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• キーワード: リンカーヒストン / クロマチン / 卵子

研究概要

卵子特異的リンカーヒストンH1fooの欠損はノックアウトマウスの解析から卵子形成過程および生殖能力に影響を与えなかった。これにはH1fooの機能を代償するための何らかの機構が存在すると考えられた。

研究成果

• [雑誌論文] Expression of human oocyte-specific linker histone protein and its incorporation into sperm chromatin during fertilization (2010)
  • 著者名/発表者名: Mizusawa Y, Kuji N, Tanaka Y, Tanaka M, Ikeda E, Komatsu S, Kato S, Yoshimura Y
  • 雑誌名: Fertil Steril 巻: 93(4) ページ: 1134-41
  • 査読あり
• [学会発表] ノックアウトマウスを用いた卵子特異的リンカーヒストンH1FOOの卵子形成における機能解析 (2012)
  • 著者名/発表者名: 古谷正敬、田中守、浅井哲、松本直、峰岸一宏、宮越敬、青木大輔、村泰典
  • 学会等名: 第64回日本産科婦人科学会学術講演会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 20120413-15