研究概要 |
グルタミン酸の細胞外量を調節するグルタミン酸トランスポーターのサブタイプ別の作用を比較検討し、GLASTが網膜神経節細胞(RGC)保護、GLT-1がRGC障害に作用することを見出した。網膜グリア細胞のミュラー細胞がRGC死保護効果を、視神経グリア細胞のアストロサイトが神経突起伸長の促進作用を示すことを明らかにした。この作用にEGFR, Gabbr2, Agtr1a遺伝子がRGC保護に、Id3、Egr1, Gja1p, App, Nr2f2遺伝子がRGC障害に関与することを見出した。ex vivoによる軸索流の可視化システム、RGC定量的評価システムの開発を行った。
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