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2010 年度 実績報告書

siRNAによるCaspase抑制を用いた新たな緑内障治療薬の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21592260
研究機関佐賀大学

研究代表者

沖波 聡  佐賀大学, 医学部, 教授 (70089100)

研究分担者 平田 憲  佐賀大学, 医学部, 准教授 (60295144)
石川 慎一郎  佐賀大学, 医学部, 助教 (00404129)
キーワード遺伝子 / 組織・細胞 / 蛋白質
研究概要

ラットでのatelocollagenによる網膜毒性の検討。
ラットの虚血再還流モデルにおいて、保護効果が期待できるCaspas3の神経保護効果を長期間、にわたって持続させることが、期待されるatelocollagenを眼内に導入して、神経毒性の検証を行った。対照群としてバッファーを使用し、それぞれ5μlを硝子体腔内に導入した。ラットの上丘にフルオロゴールドを導入し網膜視神経節細胞を逆行性に染色を行った。7日後に4%パラホルムアルデヒドの還流固定にて網膜を固定後、眼球摘出を行い、網膜伸展標本を作成し、蛍光顕微鏡下で1mm×1mmの範囲で蛍光標識されている視神経節細胞数を、視神経付近、視神経と赤道部、赤道部付近から4カ所で計測し、細胞の異型性、視神経節細胞数について観察を行った。また、同様の方法にて摘出した眼球を用いて網膜厚の検証を行った。
神経節細胞数はatelocollagen群と対照群で有意差を認めなかった。また、網膜厚についても、atelocollagen群と対照群で有意差を認めなかった。
以上の結果よりatelocollagenの硝子体腔内導入による網膜毒性は、明らかではないと考えられ、緑内障治療薬とじての使用において有用であることが、期待されることより次年度において神経保護効果の増強効果について検討を予定している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] アテロコラーゲンによる網膜毒性の検討2010

    • 著者名/発表者名
      石川慎一郎
    • 学会等名
      2010年日本眼科学会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2010-04-16

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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