研究課題
基盤研究(C)
局所免疫寛容を誘導する同種再構築皮膚を開発するため近交系ラットを用いた基礎研究を行った。ラット皮膚から表皮細胞と線維芽細胞を得、表皮細胞の不死化株(AK-E7)を作製した。これらの細胞を用いて再構築皮膚を作製したところ正常表皮に近い構造を示した。IL-10cDNAが遺伝子導入された線維芽細胞(AFB-IL10)の培養上清はリンパ球混合試験を抑制した。AK-E7とAFB-IL10で作製した再構築皮膚を自家移植モデルに移植したところ部分的に生着した。
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