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2009 年度 実績報告書

病院前救護における気管挿管の安全性と確実性の向上

研究課題

研究課題/領域番号 21592309
研究機関広島大学

研究代表者

貞森 拓磨  広島大学, 病院, 助教 (40437611)

研究分担者 河本 昌志  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (40127642)
谷川 攻一  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (90258624)
新畑 知子  広島大学, 病院, 医科診療医 (70549815)
キーワード病院前救護 / 間接視認型喉頭鏡 / 気管挿管 / 救急救命士 / 遠隔医療 / 再教育
研究概要

本研究の目的は,新しい気管挿管補助器具を病院前救護に導入し,特に救急救命士による気管挿管の安全性の向上を目指すとともに,再教育や事後検証システムの構築に貢献しうるシステムの開発及び運用を目指すものである.
(1) 広島大学病院,広島市消防局,NTTデータ通信株式会社,SONYビジネスソリューション株式会社の4者からなる間接視認型喉頭鏡の病院前救護導入に関するワーキンググループを結成した.
(2) 病院前救護における間接視認型喉頭鏡の映像伝送システムを構築し,遠隔地でも気管挿管の鮮明な映像を確認でき,合併症の回避,事後検証に有用であることを検証した.
(3) 救急救命士に間接視認型喉頭鏡を導入する為の働きかけについて,総務省で直接視認型喉頭鏡と間接視認型喉頭鏡の経験曲線の結果の説明,救急救命士が実際人形を使用して気管挿管を実施している映像を提示した.
(4) 全国の病院前気管挿管の実態調査は,現在アンケートを作成,回収を行っているところである.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 救急現場からの映像伝送の有用性と実用性の検証2009

    • 著者名/発表者名
      貞森拓磨
    • 雑誌名

      日本遠隔医療学会雑誌 5巻2号

      ページ: 49-150

  • [学会発表] プレホスピタル救急医療・災害医療へのモバイルテレメディシンの活用 高画質映像伝送による病院前救護の発展の可能性2010

    • 著者名/発表者名
      貞森拓磨
    • 学会等名
      日本集中治療医学会学術集会
    • 発表場所
      リーガロイヤルホテル広島(広島県)
    • 年月日
      2010-03-04
  • [学会発表] 救急現場からのハイレゾリューション映像伝送の試み 映像情報の活用2009

    • 著者名/発表者名
      貞森拓磨
    • 学会等名
      日本救急医学会総会・学術集会
    • 発表場所
      ホテルメトロポリタン盛岡(岩手県)
    • 年月日
      2009-10-29
  • [学会発表] 救急現場からの映像伝送の有用性と実用性の検証2009

    • 著者名/発表者名
      貞森拓磨
    • 学会等名
      日本遠隔医療学会
    • 発表場所
      くまもと県民交流会館パレア(熊本県)
    • 年月日
      2009-10-11

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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