研究課題
基盤研究(C)
顎運動制御において中心的役割を担う三叉神経中脳路核ニューロンは、中枢神経内に存在し豊富なシナプス入力を受けるため、(1)末梢感覚情報を忠実に中継する一次感覚ニューロンモード、(2)顎運動中枢パタン生成器からのシナプス入力を三叉神経運動核へ伝達する介在ニューロンモードという複数の機能モードを発揮することが想定されているが(Saito et al., 2006)、過分極活性化型カチオンチャネル(hチャネル)の活性化すると、グルタミン酸作動性入力が無効化され、一次感覚ニューロンモードへ切り換わることが示唆された。
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