3テスラMR装置を用いた31PーCSIによる頭頚部悪性腫瘍の治療効果判定

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21592382
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 病態科学系歯学・歯科放射線学
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 箕輪 和行 北海道大学, 北海道大学病院, 講師 (30209845)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• キーワード: 31P / CSI / 頭頸部腫瘍

研究概要

3テスラのMR装置による31P-CSIを頭頸部領域に応用した。対象核種のリンの中心周波数約50.4Mhzとし、TR/TE:4500/0.1msec,加算回数32回、撮像時間2分28秒、半値幅0.5-1.1ppmで信号収集ができた。信号収集体積は5.5cm^3以上で良好な信号を得られた。頭蓋底、咽頭側壁など磁化率の変化が大きい部分では信号収集は困難であった。腫瘍が小さくなると応用は困難であった。

研究成果

• [雑誌論文] A case of pigmented villonodular synovitis, with few clinical symptoms, arising from the temporomandibular joint (2013)
  • 著者名/発表者名: Kazuki Okada, Taihiko Yamaguchi, Kazuyuki Minowa 他2名
  • 雑誌名: Oral Radi 巻: 29 ページ: 274-79
  • 査読あり
• [雑誌論文] 歯科医療訴訟と画像診断 (2012)
  • 著者名/発表者名: 箕輪和行
  • 雑誌名: 診療放射線技師連絡協議会雑誌 巻: vol.23No1 ページ: 14-16
• [雑誌論文] 咀嚼筋腱・腱膜肥厚症の画像診断 (2009)
  • 著者名/発表者名: 箕輪和行
  • 雑誌名: 顎関節学会誌 巻: 21巻1号 ページ: 40-45
• [雑誌論文] Static Bone Cavity in the condylar neck and mandibular notch of the mandible. (2009)
  • 著者名/発表者名: Kazuyuki Minowa他6名
  • 雑誌名: ADJ 巻: 54 ページ: 49-53
  • 査読あり
• [雑誌論文] 本邦におけるエナメル上皮腫の病態と治療法に関する疫学的研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 柴田孝彦、森田章介、杉原一正、箕輪和 行、他2名
  • 雑誌名: 口腔腫瘍 巻: 21巻3号 ページ: 171-181
  • 査読あり
• [学会発表] 歯科医療訴訟と画像診断 (2012)
  • 著者名/発表者名: 箕輪和行
  • 学会等名: 全国歯科大学診療放射線技師学会
  • 発表場所: 北海道大学(札幌市)
  • 年月日: 2012-06-23
• [学会発表] Factors related to the incidence of anterior disc displacement without reduction and bony changes of the temporomandibular joint in dentofacial deformity with facial asymmetry (2011)
  • 著者名/発表者名: OOI Kazuhiro, Kazuyuki Minowa 他4名
  • 学会等名: アジア国際顎関節学会
  • 発表場所: 広島県民文化センター(広島県)
  • 年月日: 2011-07-24
• [学会発表] 上顎洞を考える (2010)
  • 著者名/発表者名: 箕輪和行
  • 学会等名: 第40回日本口腔インプラント学会
  • 発表場所: 札幌コンベンションセンター、札幌市産業振興センター(札幌市)
  • 年月日: 2010-09-18
• [学会発表] インプラント治療におけるCT画像診断の有効性と限界 (2010)
  • 著者名/発表者名: 箕輪和行
  • 学会等名: 北海道形成歯科研究会
  • 発表場所: 北24条アークス会議場(札幌市)
  • 年月日: 2010-04-24
• [学会発表] 角化嚢胞性歯原性腫瘍の画像診断 (2010)
  • 著者名/発表者名: 箕輪和行
  • 学会等名: 第28回口腔腫瘍学会
  • 発表場所: 東京医科歯科大学(東京)
  • 年月日: 2010-01-28
• [学会発表] 顎関節学会認定医教育講演 (2009)
  • 著者名/発表者名: 箕輪和行
  • 学会等名: 顎関節症の画像診断
  • 発表場所: 鶴見大学会館(横浜市)
  • 年月日: 2009-10-18
• [図書] クイッテセンス2012year book第2章そこが知りたい!なぜこの症例は治らなかったのか?開口障害:咀嚼筋腱・腱膜過形成症 (2012)
  • 著者名/発表者名: 井上農夫男、箕輪和行
  • 総ページ数: 207、74-83
  • 出版者: クイッテセンス出版