研究課題
基盤研究(C)
超音波造影剤を経導管的に唾液腺に注入後に超音波検査を行う「超音波唾液腺造影法」の基礎研究を行った。ソナゾイドは操作性、浸透圧に優れ、造影剤を注入したラット耳下腺には炎症性反応は検出されなかった。造影剤を応用したファントムでは良好な信号描出が得られた。臨床応用した場合の問題点としては、造影剤信号増強により管径の正確な把握ができない、表層の管が描出されるとその深部の描出が悪い、などが挙げられた。