研究課題
基盤研究(C)
デキサメタゾン(Dex)は、マウス胎児胸腺器官培養系(FTOC)において、AIREの局在を胸腺上皮細胞(TEC)核内から細胞質へと移動させるだけでなく、AIRE mRNAの発現量を減少させ、TECの分化を抑制し、かつ組織特異的抗原の発現を減少させることが明らかになった。一方、TEC培養系やin vivoではこれらの所見は観察されなかったことから、これらの現象がFTOC特異的であることが示された。シェーグレン症候群(SS)マウスモデル顎下リンパ節におけるAireの発現を検索したところ、Aire発現が減少していたことから、Aireの発現減少がマウスSS発症に関与する可能性が示差された。しかしながらAireの発現はリンパ節による差が大きく、今後の検討課題である。
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