研究概要 |
唾液タンパク質に対し30%過酸化水素水を作用させると特定のタンパク質が断片化されることが示された.また,唾液タンパク質を侵入させたエナメル質表層下脱灰病巣をオフィスブリーチング処理することにより病巣侵入唾液タンパク質成分が減少することが確認された.さらに, Statherin抗体を用いたWestern Blottingの結果から表層下脱灰病巣内に存在するStatherinはブリーチングにより抗原性を失うことが確認された.これらの結果からブリーチング材の使用は再石灰化治療に有効であると考えられた.
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