研究課題
基盤研究(C)
癌遺伝子Akt1に対する合成small interfering RNA(siAkt1)は、アテロコラーゲンと混合し生体内へ投与することにより、選択的にヒト口腔扁平上皮癌移植腫瘍組織に送達されることが明らかとなった。また、siAkt1の治療効果を予測する方法として血清オステオポンチン値およびin vitro感受性試験の有用性を示した。以上の結果より、ヒト口腔扁平上皮癌細胞ではAkt1が癌遺伝子として重要な機能を担っており、Akt1が新しい治療標的になる可能性が示唆された。
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