研究課題
基盤研究(C)
BCGやOK-432の生物製剤は濃度依存性に好中球のTRAIL産生および遊走能を亢進した。扁平上皮癌細胞株に対してTRAILは細胞傷害性を示すが、好中球由来のTRAIL産生量では不十分であった。しかし、好中球由来TRAILで前処理した癌細胞は抗癌剤(CDDP、5-Fu)や放射線の細胞傷害性を増強した。以上の結果から現在、臨床応用されているOK-432やBCGと化学療法(抗癌剤)や放射線療法との併用により抗腫瘍効果が獲得されることが示唆された。
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Oncology Reports
巻: 25 ページ: 645-652