研究課題/領域番号 |
21592626
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
稲垣 裕司 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (50380019)
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研究分担者 |
永田 俊彦 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (10127847)
板東 美香 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 技術補佐員 (10510000)
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キーワード | 歯周病 / 抗菌ペプチド / 遺伝子多型 / カルプロテクチン / ディフェンシン / ラクトフェリン / SNPs / インベーダー法 |
研究概要 |
《概要》当該年度は、SNPを解析するための手段であるインベーダー法についてInvader Oligoやプローブなどの条件設定を試み、測定系の構築を行った。これにより次年度以降はルーチン作業でSNP解析が実施できる。対象遺伝子はカルプロテクチン、β-ディフェンシン、ラクトフェリンの3種類の抗菌ペプチドから、病態との関連性が高いと思われる7SNPsを選択した。そして被験者をリストアップして末梢血を採取、血液からDNAを抽出した。 《具体的内容》 (1) 徳島大学病院を受診した日本人で、侵襲性歯周炎患者、中程度以上の慢性歯周炎患者、および健常者ボランティァを被験者とし、十分な説明を行った後、患者から同意書を得た上で本研究に参加してもらった。そして被験者の口腔内診査およびエックス線撮影を行った。 (2) 被験者より末梢血約5mlを採取し、臨床検査会社(株式会社ビー・エム・エル;以下BML)に委託して血液からDNAを抽出した。当該抽出DNAはインベーダー法の分析試料として冷凍保管した(現在97名分)。 (3) カルプロテクチン、β-ディフェンシンおよびラクトフェリンの3種類の抗菌ペプチドから7SNPsを解析対象に絞った。SNPの解析方法はインベーダー法とし、前出のBMLと共に各SNPについてそれぞれのInvader Oligoやシグナルプローブを設定を試み、測定系を構築した。 次年度より、順次インベーダー法を用いてSNPの解析を行って行く予定である。
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