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2010 年度 実績報告書

歯科バイオマテリアルへの歯周病原細菌の付着機構と特異的抗体による阻害に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21592660
研究機関明海大学

研究代表者

安井 利一  明海大学, 歯学部, 教授 (20146252)

研究分担者 竹下 玲  明海大学, 歯学部, 准教授 (70236454)
日比野 靖  明海大学, 歯学部, 准教授 (20238322)
村上 幸生  明海大学, 歯学部, 准教授 (00286014)
松本 勝  明海大学, 歯学部, 准教授 (00209652)
清水 良昭  明海大学, 歯学部, 准教授 (90206219)
キーワード歯学 / 細菌 / 歯周疾患 / 歯周病原性細菌 / P. gingivalis / 線毛 / 付着 / 歯科バイオマテリアル
研究概要

歯周炎患者の口腔内は、既に、咬合や咀嚼の治療や再建を目的として、金属を中心としたバイオマテリアルが装着されていることが多いと思われるが、そのマテリアルを、リスクファクターとして捉え、病原細菌とマテリアルとの関連性を研究した報告は少ない。そこで、本研究は、歯科用バイオマテリアルとして多用されている金属と歯周病原性細菌との付着とその機構の解析、さらには、その抑制方法の開発のための基礎的な研究を行うことを目的としている。
成人性歯周疾患の病原性細菌Porphyromonas gingivalis(P. gingivalis)の感染は、本菌線毛によって歯肉組織に付着し、感染の最初のステップを成立させると考えられている。そこで、先ず最初に、歯科で頻繁に使用されるバイオマテリアルである貴金属とチタン合金への線毛付着(結合活性)を検討するために、購入したクロマトグラフィーシステム一式(GE ATKA prime plus)を使用し、本菌線毛を精製することの実験を行った。しかし、精製できた線毛の量が少なく、精製制度も低いため、夾雑物が多く、実験に供することが困難なので、現在、精製過程の再検討を行っている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 単球様細胞への分化能を有するM1細胞のアポトーシスに関するPorphyromonas gingivalis線毛の阻害機構の解析2010

    • 著者名/発表者名
      竹下玲, 他8名
    • 学会等名
      第59回日本口腔衛生学会・総会
    • 発表場所
      新潟市
    • 年月日
      20101000

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公開日: 2012-07-19   更新日: 2012-09-25  

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