研究課題
基盤研究(C)
健常な60~94歳の153名を解析した。根面齲蝕のリスクファクターとしては、歯肉退縮が多いこと、歯周疾患の罹患歯が多いこと、口渇があることであり、歯肉退縮のリスクファクターとしては、居住環境(施設入所)、現在歯数が多いこと、喫煙習慣であった。産業歯科健診事業を受診した者で5年後を追跡することができた20~50歳代の男性118名、女性23名を調査した。5年間で新たなう蝕発病のあった者となかった者について、単ロジスティック回帰分析の結果、調査開始時の年齢群が高く、調査開始時に歯肉退縮が有る者、調査開始時に根面う蝕の経験のある者ほど、有意に5年後の根面う蝕の発病が起こることが示された。
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The Bulletin of Tokyo Dental College
巻: 51 ページ: 15-21
巻: 51 ページ: 23-30
巻: (In press)