• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

ソーシャル・キャピタルと口腔の健康要因に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21592672
研究機関愛知学院大学

研究代表者

森田 一三  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (50301635)

キーワード人間関係資本 / 社会環境要因 / 口腔の健康
研究概要

ソーシャル・キャピタルと口腔の健康要因に関する研究では、総務省が発表した平成18年社会生活基本調査から、ソーシャル・キャピタルの指標として用いることの出来る、趣味・娯楽、スポーツ、ボランティア活動・社会参加活動、交際・付き合いの都道府県別行動者率、実施時間のデータを得た。また、1歳6か月児、3歳児のう蝕罹患状況について厚生労働省のデータより得て、5歳児、12歳児のう蝕罹患状況を文部科学省のデータより得て、これらの関連を分析した。その結果、趣味・娯楽、ボランティア活動・社会参加活動の参加率、平均参加時間が長い、活動が活発な県ではう蝕の罹患が低い傾向がみられた。この結果について、2010年7月にバルセロナで行われたIADR(国際歯科学会)にて報告をした。また、ロンドン大学のSheiham教授を訪れ、直接本研究についての在り方や、今後の方向性について議論をすることができた。この中で、社会的な要因のみでなく生活習慣などの要因についても検討を加える必要性が指摘された。インターネットを用いた調査用についてはサーバーを運用し、6月にパイロット調査用のホームページを構築し、調査を実施し運用に成功した。さらに、12月には本調査用のHPを作成し、全国から回答を得ることに成功した。使用したWebサーバーのPHP言語のバージョンの更新が行われ、さらに調整が必要な課題も明らかとなった。また、これまでに行ってきた研究成果について、広く人々が応用可能とするための情報発信用のwebページの作成を行い、運用を開始した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Five year incidence of periodontal disease is related to Body Mass Index2011

    • 著者名/発表者名
      I Morita
    • 雑誌名

      Journal of Dental Research

      巻: 90 ページ: 199-202

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Comparison of oral health and self-rated general health status of under graduate students in Taiwan and Japan2010

    • 著者名/発表者名
      CS Chang
    • 雑誌名

      Journal of Dental Sciences

      巻: 5 ページ: 221-228

    • 査読あり
  • [学会発表] Social Capital and Dental Caries Experience in Japanese Children2010

    • 著者名/発表者名
      Morita I, Nakagaki H, Igo J
    • 学会等名
      88th IADR
    • 発表場所
      Barcelona, Spain
    • 年月日
      2010-07-15
  • [備考]

    • URL

      http://morita.agu.jp/8020/

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi