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2009 年度 実績報告書

現象学的看護研究の方法論の確立

研究課題

研究課題/領域番号 21592712
研究機関神戸市看護大学

研究代表者

松葉 祥一  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (00295768)

研究分担者 グレッグ 美鈴  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60326105)
西村 ユミ  大阪大学, コミュニケーションデザインセンター, 准教授 (00257271)
本間 直樹  大阪大学, コミュニケーションデザインセンター, 准教授 (90303990)
三浦 藍  神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (10438252)
キーワード現象学 / 解釈学 / 教育 / 質的研究 / 研究方法
研究概要

(1) 国内外の現象学的看護研究の実践者を招いて共同討議を行った。また国内、海外の関係学会に参加して、討議を行った。
4月25日には第1回研究会を大阪大学(以下同様)で開催、西村ユミ「現象学的看護研究の現状」、松葉祥一「現象学的看護研究の可能性と問題点」を発表。9月6日には、村上靖彦(大阪大学)「『自閉症の現象学』と方法としての現象学」、グレッグ美鈴「他の研究方法と比較した場合の現象学的看護研究の位置」、1月10日には浜渦辰二(大阪大学)「ケアの現象学のために」と大久保功子(東京医科歯科大学)「現象学と看護と研究」を招聘して、研究会を開催した。研究会には共同研究者だけでなく、広く参加者を募り、回を重ねる毎に参加者が増えてきている。
他方で、8月には松葉が渡欧し、パリで開かれた現象学会で討議に参加、ヨーロッパにおける現象学的看護研究の現状についても調査した。また、11月には、来日中のパトリシア・ベナー名誉教授(カリフォルニア大学)に松葉とグレッグがインタヴューを行い、解釈学的研究方法について調査するとともに、このインタヴューを文字化し、翻訳した。
(2) 以上の成果に基づいて、現象学的看護研究の方法論のテキストの執筆の分担を決め、執筆にとりかかった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] メルロ=ポンティのアクチュアリテ2010

    • 著者名/発表者名
      松葉祥一
    • 雑誌名

      KAWADE 道の手帖 メルロ=ポンティ

      ページ: 90-95

  • [雑誌論文] Possibilite de la《communaute charnelle》2010

    • 著者名/発表者名
      松葉祥一
    • 雑誌名

      Chiasmi international 11

      ページ: 56-68

    • 査読あり
  • [備考]

    • URL

      http://nursephenomenology.blog72.fc2.com/

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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