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2010 年度 実績報告書

現象学的看護研究の方法論の確立

研究課題

研究課題/領域番号 21592712
研究機関神戸市看護大学

研究代表者

松葉 祥一  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (00295768)

研究分担者 グレッグ 美鈴  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60326105)
西村 ユミ  大阪大学, コミュニケーションデザインセンター, 准教授 (00257271)
本間 直樹  大阪大学, コミュニケーションデザインセンター, 准教授 (90303990)
三浦 藍  神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (10438252)
キーワード現象学 / 解釈学 / 教育 / 質的研究 / 研究方法
研究概要

国内外の現象学的看護研究の実践者を招いて共同討議を行った。また国内、海外の関係学会に参加して、討議を行った。2010年4月24(土)・25(日)大阪大学において、科研費研究「ケアの現象学の基礎と展開」(代表:榊原哲也)と共催で第4回の研究会を行い、福田俊子(聖隷クリストファー大学)、松葉祥一、榊原哲也(東京大学)、河野哲也の報告に基づいて討議した。7月25日(日)には、大阪大学で第5回の研究会を行い、西村ユミがグレッグ美鈴を公開インタビューし、現象学的方法に基づくインタビューの方法について討議した。10月24日(日)には大阪大学で第6回の研究会を行い、高橋照子(西武文理大)の講演および前回のインタビューの解釈について検討を行った。2010年11月2日(火)には、立命館大学において、ジョナサン・コール(プール病院臨床神経生理学科医長)の講演会を共催で開催した。2011年1月22日(土)大阪大学において第7回の研究会を行い、稲原美苗(ハル大学)の発表に基づいて討議を行った。他に、5月には松葉が渡欧し、クラクフ(ポーランド)で開かれた現象学会で討議に参加、ヨーロッパにおける現象学的看護研究の現状について調査した。また、8月には松葉と三浦が、西武文理大学で開かれたA・ジオルジによる現象学研究方法ワークショップに参加した。
以上の成果に基づいて、現象学的看護研究の方法論のテキストの執筆の分担を決め、執筆にとりかかり、11月の研究会では、その一部を全体で検討した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (4件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 開かれた現象学的研究方法2011

    • 著者名/発表者名
      松葉祥一
    • 雑誌名

      看護研究

      巻: 44巻1号 ページ: 217-226

  • [雑誌論文] 看護ケアの実践知「うまくできない」実践の語りが示すもの2011

    • 著者名/発表者名
      西村ユミ
    • 雑誌名

      看護研究

      巻: 44巻1号 ページ: 49-62

  • [雑誌論文] 質的研究のプロセス-現象学的研究を中心に2011

    • 著者名/発表者名
      西村ユミ
    • 雑誌名

      和歌山県立医科大学保健看護学会誌

      巻: 44巻1号 ページ: 13-16

  • [雑誌論文] 潜在的な視線触発と純粋な超越論的テレパシー-初期西村ユミのポテンシャル2011

    • 著者名/発表者名
      村上靖彦
    • 雑誌名

      看護研究

      巻: 44巻1号 ページ: 76-84

  • [図書] 哲学的なものと政治的なもの-開かれた現象学のために2010

    • 著者名/発表者名
      松葉祥一
    • 総ページ数
      331
    • 出版者
      青土社
  • [備考]

    • URL

      http://nursephenomenology.blog72.fc2.com/

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公開日: 2012-07-19  

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