研究課題/領域番号 |
21592712
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研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
松葉 祥一 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (00295768)
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研究分担者 |
グレッグ 美鈴 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60326105)
西村 ユミ 大阪大学, コミュニケーション・デザインセンター, 准教授 (00257271)
本間 直樹 大阪大学, コミュニケーション・デザインセンター, 准教授 (90303990)
三浦 藍 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (10438252)
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キーワード | 現象学 / 解釈学 / 教育 / 質的研究 / 研究方法 |
研究概要 |
国内外の現象学的看護研究の実践者を招いて共同討議を行った。また国内、国外の関係学会に参加して、討議を行った。2011年8月11日(木)大阪大学において、「ケアの現象学の基礎と展開」(代表:榊原哲也)との共同研究会を行った。塩飽耕規(京都大学大学院)「患者のニーズから看護師のニーズへ」の発表他、『看護研究』特集「現象学的研究における「方法」を問う」に掲載された7つの論文の執筆者が集まり合評会を行った。発表は、本間直樹(大阪大学)、西村高宏(東北文化学園大学)、大村佳代子(大阪大学)。2011年9月17日(土)神戸市看護大学でメルロ=ポンティ・サークルとの共催で「メルロ=ポンティと看護」というシンポジウムを行った。2011年10月2目(日)大阪大学において第9回研究会を行い、滝川由香里(長崎大学)「開業助産師に妊娠期ケアを受けて出産した女性の妊娠期の経験-経験そのものを理解するとは」、片山康(大阪大学)「現象学的看護研究法を学習している過程から実感したこと-研究計画からインタビューの実施まで」、菊池麻由美(東京女子医科大学)「筋ジストロフィー病棟看護師の臨床状況に対する構えの構造-現象学的研究を進めるにあたって困ったこと」で、現象学的看護研究を行っている3名に、研究の概要と現在何に困難を感じているのかについて話していただき、それにもとづいて討議した。2012年1月8日(日)大阪大学において第10回研究会を行った。田多佳子(東京医療保健大学)「ケアの場における患者にとっての「気持ちいい」体験-研究計画から分析における困難について」、および矢ヶ崎香(慶應義塾大学)「現象学的研究に関する困難さと課題」に基づいて議論を行った。 以上の成果にもとづいて現象学的研究の方法論のテクストの執筆を行い、原稿の検討を行ったと
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