研究概要 |
4年生大学看護学科2年生72名を対象とし,構築したブレンディッドラーニングシステムによる学習満足度調査を行った。本システムによる学習方法や知識・技術の習得に対して肯定的にとらえている者が75%以上あった。アクセス履歴を分析したところ,小テストおよび期末テストの得点率と期末テストの前日に確認テストを利用した課題のアクセス数の間で,緩やかな負の相関が認められた。また,小テストおよび期末テストの得点率と総アクセス数との間に相関は認められなかった。e-learningによる学習は主体性のある学生は積極的に学習しているが,アクセス数が1課題1アクセス程度の学生に対しては, e-learningに取り組めるような個別的なフォローが必要である。さらに,授業開始時はe-learningによる学習課題に取り組むモチベーションも高いが,その意欲を維持できるような授業のあり方が必要と考える。
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