研究課題
基盤研究(C)
糖尿病患者の口腔衛生行動に対する認識と関連要因を調査し効果的な看護介入方法を検討した。口腔衛生行動を積極的に行っている人は、糖尿病と歯周病の関係についての情報の必要性や有益性を吟味し、その意味を解釈し、具体的な場面を予測・思案することで自己管理に役立てていたが、口腔や口腔衛生行動に全く関心のない人もいた。口腔衛生行動の実施を支援する際には、患者のこれまでの療養生活の中での口腔にまつわる体験や口腔衛生行動への価値認識、合併症の進行に伴う身体的心理的な準備状態についてアセスメントを丁寧に行うとともに口腔衛生行動の実施による自己効力感が得られるようにすることが大切であると考えられた。
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Bulletin of Health Sciences Kobe
巻: 29 ページ: 1-16