研究課題
基盤研究(C)
直腸癌で超低位前方切除術を受けた対象者は、低位前方切除術群より排便障害が有意に重症で、健康関連の生活の質(HR-QOL)は社会・役割健康度の低下が著しかった。これらは時間の経過とともに改善したが、術後2年経っても遷延化している患者もいた。排便障害に対する対処方法では、「外出を控える」「イベント前には食事を摂らない・量を減らす」の頻度が超低位前方切除術群に有意に高かった。重回帰分析ではHR-QOLの関連要因として「排便障害」と「自己受容」が挙げられ、これらの支援によるHR-QOLの向上が示唆された。
すべて 2013 2012 2011
すべて 学会発表 (3件) 図書 (3件)