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2009 年度 実績報告書

2型糖尿病患者の自己効力感の維持に寄与する糖尿病自己管理教育

研究課題

研究課題/領域番号 21592766
研究機関神奈川県立保健福祉大学

研究代表者

白水 眞理子  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (60228939)

研究分担者 間瀬 由記  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (60256451)
杉本 知子  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (00314922)
奥井 艮子  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助授 (10554941)
田中 博子  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (50279791)
キーワード糖尿病 / 看護学 / 自己管理教育 / 自己効力感 / 調査研究
研究概要

1糖尿病自己管理教育に関する文献検討
国外では、糖尿病自己管理教育の効果に関して、2007年以降に発表されたシステマティックレビューとメタアナリシスをレビューし、近年の研究の動向と課題を明らかにした。国内文献では、レビュー文献のみならず、過去5年間に発表された糖尿病自己管理教育の実態調査や教育プログラムに関する原著論文をレビューした。また糖尿病患者の自己効力感に関する文献についても検討中である。
2糖尿病看護認定看護師所属施設における糖尿病自己管理教育の実態調査
本研究における糖尿病自己管理教育の基準を定めるために実態調査を実施した。糖尿病看護認定看護師(n=93)が所属する医療施設において提供している「糖尿病教育プログラム」の形態については、「一週間以上の入院プログラム」と答えた割合が最も高く73名(78.5%)、次いで「外来プログラム」が44名(47.3%)、「一週間未満の入院プログラム」が28名(30.1%)となっていた。糖尿病教育プログラムに必ず含まれる内容は、病態に関する知識、薬物療法、合併症の予防と対処、食事療法であり、次いで運動療法とフットケアであった。心理社会面への働きかけは必要があれば実施するという回答が40%であった。看護師が担当しているプログラムで最も割合が高かったのが、フットケアであった。患者参加型のプログラムや実技を伴うプログラム、患者同士が互いに療養の仕方を学び合うプログラムの導入率は30%から60%であった。集団教育の前後に看護師が個別介入を行っている施設は51名(54%)であった°教育プログラムの評価指標として多く用いられていたのは、参加者の感想や満足度、日常生活の自己管理状況や自己管理の姿勢、HbAlcであった。
3本調査計画の検討
上記をふまえ、本調査計画を立案し、研究倫理審査委員会の承認を受けた。現在パイロットスタディを計画中である。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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