研究課題
基盤研究(C)
「外来で治療を受けるがん患者のエンパワメントを促進する看護モデル」に基づく援助プログラムを3つの調査施設で外来化学療法を受ける患者に実践し、その過程と効果の評価からモデルの臨床実践への適用について検討した。看護モデルの適用方法には施設の特徴が反映され、患者への対応の仕方に関する具体的な援助プログラムの作成や、看護行為に対する意味づけにつながった。患者を対象とした質問紙調査の結果、看護モデルに基づく看護援助の提供が、患者のエンパワメントに影響することが示された。