平成21年4月以降に、研究協力施設において、研究倫理審査委員会で研究の承認を得た。 平成21年4月から研究協力施設が、乳がん患者に対するグループ療法実施準備を行い、平成22年8月よりグループ療法参加者の募集を行った。同時に、平成17年~19年基盤研究(C)の結果をもとに、ファシリテーター介入技術の評価尺度を試作した。 平成21年中にグループ療法を実施し、ファシリテーター評価尺度のプレテストを行う予定であった。例年であれば2~3ケ月で必要人数(8人程度)の確保が可能であったが、当該病院の乳がん患者数が減少していた。 平成22年1月にグループ療法を実施したが、予想以上に参加の応募が少なく、さらに辞退者も出現したため、プレテストを行うことができなかった。 平成22年3月に研究協力施設と相談し、参加者を大腸がん患者に変更してグループ療法を行うこととし、再びグループ療法の実施を目指した。
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