研究課題/領域番号 |
21592803
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
渡邊 浩子 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20315857)
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研究分担者 |
石田 貞代 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (60279940)
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研究協力者 |
松本 桃代 永井クリニック, 栄養課, 管理栄養士
今野 佳絵 永井クリニック, 栄養課, 管理栄養士
永井 泰 永井クリニック, 産婦人科医
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | 葉酸 / 食育 / 女性 |
研究概要 |
生殖年齢にある20代の女性の葉酸摂取量と精神健康度との関連を明らかにし、葉酸摂取強化のためのガイドラインを作成するために本調査を行った。その結果、若い女性の葉酸に関する認知は極めて低く、約5割の女性が葉酸摂取推奨量240μgを満たしていない現状にあった。推奨量を満たしていない者ほど抑うつ状態にあり、葉酸摂取量が精神健康度に影響を与えていることが明らかとなった。葉酸摂取の強化を目的にパンフレットを用いた食育を1年間実施したが、食行動の変容には至らなかった。一方で、介入前の保健行動が高い者ほど葉酸推奨量を満たしている割合が高かったことから、保健行動を高めるための介入の必要性が示唆された。
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