研究課題
基盤研究(C)
正常妊婦の骨盤底筋は妊娠経過に伴って弛緩するが、妊娠子宮に対する支持力は保持している。一方で、子宮頸管無力症妊婦の骨盤底筋は妊娠初期から弛緩していることが示唆された。両者の骨盤底筋力の相違は妊娠中期に顕著であるが、妊娠36週以降には同様の状態になると考えられる。また妊娠中、ホルモンの作用で恥骨結合の軟骨や仙腸関節部の靭帯が弛緩し骨盤が拡がるが、両者の測定値に差はないことから、骨盤の広がりは、妊娠経過の異常の有無に関係なく起こる現象であることが示唆された。
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Journal of The Tsuruma Health Science Society
巻: 35(1) ページ: 27-35