研究課題/領域番号 |
21592833
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 佛教大学 (2010-2011) 日本赤十字北海道看護大学 (2009) |
研究代表者 |
日隈 ふみ子 佛教大学, 保健医療技術学部, 教授 (60189800)
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研究分担者 |
田中 和子 日本赤十字北海道看護大学, 看護学部, 講師 (70423986)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | 妊娠出産環境 / 妊娠出産の伝承 / 3世代間の差 / 助産師 / 周産期医療 |
研究概要 |
第1世代(61歳以上)、第2世代(41~60歳)、第3世代(21~40歳)の3世代1000名における妊娠出産を中心とした体験と伝承への思い、出産体験の実際、助産師や周産期医療等への期待への世代間差を明らかにした結果、仮説は覆され、若い世代の方が体験も聞いていたし、伝承への思い得点も高かった。生活の中で母親から娘へと伝承されていた子産み子育ては専門家を介した体験や知識の提供となっていた。このような少産社会での伝承のあり方を理解した上で、助産師を中心とした専門家とともに地域のなかで、女性の身体、妊娠、出産、継続した母乳育児ケアまでのトータルケアが行えるシステム構築が今後の課題である。
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